雑感

先週末、子どもの一人が発熱した。数時間後、顔が腫れたように赤くなり、粟粒大の発疹がからだのあちこちにできた。かゆがる。のどをのぞくと、赤い。夜通しうんうんうなっている。唇の皮が剥げ、ヘルパンギーナのときのような、口臭がする。他の子の喉もみたら赤くなっていたので、とりあえず、熱の子を受診させた。だけど、普通の風邪、って扱いだったんだよね。聴診器は当てて、喉は診てくれたけど、手で患児を触ろうとはしなかった。隔離室の照明はいまいちだけど、自分で触ってみたら発疹の出方とかもわかるのにね。なんでのどを綿棒でこすってみる気にならないんだろう。セフェム系が3日分出て、結局通常の待合室を通って帰された。
そして昨夜、もう一人も熱がでて、胸の皮膚やら赤くなった。今日は検査してもらったら溶連菌が出た。結局、2人ともこれからしばらくペニシリン系の内服。

野戦には野戦の使命があるとは思う(いつも開いてることはありがたい)。
理事長も院長もちゃんとしているのはわかるが、、。
もうせんに、幼児の嘔吐下痢で日曜に行った時は「ポカリスエットを温めてのませろ」って…大人用の、ですか?そりゃケースバイケースでしょうに。ああいうのって、たまたまなのか?来る親は皆当番表(院内掲示があるらしい。どこ?)を見て行ってるんだろうか?
隔離室には感心するようなチェック事項が貼ってあったが、実行できてるのか?
ここの職員の満足度はどういうところにあるのだろう。聞いてみたい気がする。

といっても、やっぱりそこにかかっているのだ。土日がいつもそうで、大人の事情があると言うなら、余計日頃から手厚いホームケアの指導をしたほうがいいのに、と思うけれども。

ひとのからだにふれる、こどものからだにふれる。
集中力をもって、敬意を以って。それができる人をこそ尊敬する。