後追いをさせない

あるブログ群をこのところずっと読んでいます。トラックバックさせてもらえるほどに整理できてないし、管理人さんの趣旨とかけはなれてしまうと思うのでコメントは差し控えている。今日は少しだけ。
「後追いをさせたら保母失格」を読んで触発され思い出したこと。それは「一人の患者さんだけにとどまっていたらいけない」仕事は進まない、周りに迷惑をかける、帰れない。だから。仕事だから。感情移入しすぎてはいけないから。
職業病、といえるクセ。医療介護近辺の職種にありがちなクセ。それは子どもに話しかけないと言うことだ。声はかけてもちゃんと反応が返ってくるまでの時間を待たない。つまり子どもを聴かない。見てるようで見てない。置き去り。母は自分の頭の中の段取りだけで動く。
どうしたらいいんだろう?あたしと一緒だよ?!いや、そういう傾向の女性がやっぱり「お世話する資格の仕事」にいっぱい就くのか?

「ママ、かおむいて、」
と末子は言う。そのことをありがたいと感じる。わたしは言えなかったから。上の子たちもいわなかったから。だけど長子ひとりだけの時、多分今よりももっと顔をみていなかった。
「聴かれる」体験がないと信じる力は育たない。
天啓のように落ちてきたことだけれど「聴く」側として日々暮らしていくだけでも時々へとへとになる。
ごめんね。